お知らせ: シンポジウム 発達科学の最前線(Frontiers of developmental science) 第2回
「自己、認知、文化:赤ちゃん研究から超長期縦断研究基盤形成へ」
開催概要
日時:2026年7月25日(土)13:00–16:00(受付開始:12:30から)
会場:東京大学駒場1キャンパス 21 KOMCEE レクチャーホール(学内Map)
定員:200名(現地参加)※オンライン配信を予定
参加費:無料
参加登録:現地参加・オンライン参加ともにGoogleフォームから事前登録をお願いいたします(要事前登録、URL: https://forms.gle/uvHgSzDKWTnnnnYk6、2026年7月20日(月)まで)
協賛:
一般社団法人 赤ちゃんラボ5.0
お母様・お父様のご来校を心よりお待ちしております!
※進行の都合上、会場内へのお子様の同伴をご遠慮いただく場合がございます
※基調講演は、英語で行われます(自動翻訳等を実施予定)
※録音・録画・撮影はご遠慮ください
※基調講演は、英語で行われます(自動翻訳等を実施予定)
※録音・録画・撮影はご遠慮ください
プログラム
12:30– 受付開始
13:00– 開会の挨拶 開 一夫 先生(東京大学/赤ちゃんラボ5.0 代表理事)
第1部 表象変化のメカニズム:実行機能と言語
13:10– 森口 佑介 先生(京都大学)「乳幼児期の実行機能の発達研究」詳細
実行機能とは目標のために行動をコントロールする力のことを指します。幼児期の実行機能が後の学力や問題行動を予測することが示されており、どのように発達するかが世界中で注目されています。近年、実行機能は乳児期から発達することが明らかになりつつありますが、いつ、どのように発達するかは明らかではありません。本講演では、この点に関する我々のプロジェクトについて紹介します。
13:30– 広瀬 友紀 先生(東京大学)「子どものことばからわかること」詳細
従来の言語習得研究では、特定の文法項目等の知識が、ある時点の子どもにおいて獲得されているかどうかに注目してきました。私たちはそれに加え、獲得済み、あるいは獲得途中の知識がどのように「使いこなされるか」という点に関心を持っています。
例えば、子どもは、複数の解釈ができる表現において、あるいは同じ出来事に対して複数の表現ができるときに、どういう選択をしがちなのか、それは大人とは異なる傾向を見せるのか。正解不正解がない課題をとおして、子ども達の頭のなかで、発達途上の脳のなかでの役割分担が大人とどう異なるか、それは他のどのような認知的側面と関係があるか調べることができます。
学力という指標とは異なる視点から、知的な存在としての子どものことをもっと知りたい!そしてできれば、お子さんご本人ともその意義を分かち合いたい!こうした挑戦では、私たちのめざす大規模なオープンプラットフォームはこれまでにない進展をもたらすと期待されます。言語学の枠を超えて、発達心理学者・認知科学者のみなさん、そして調査協力者のみなさまとの共同作業にとてもわくわくしています。
例えば、子どもは、複数の解釈ができる表現において、あるいは同じ出来事に対して複数の表現ができるときに、どういう選択をしがちなのか、それは大人とは異なる傾向を見せるのか。正解不正解がない課題をとおして、子ども達の頭のなかで、発達途上の脳のなかでの役割分担が大人とどう異なるか、それは他のどのような認知的側面と関係があるか調べることができます。
学力という指標とは異なる視点から、知的な存在としての子どものことをもっと知りたい!そしてできれば、お子さんご本人ともその意義を分かち合いたい!こうした挑戦では、私たちのめざす大規模なオープンプラットフォームはこれまでにない進展をもたらすと期待されます。言語学の枠を超えて、発達心理学者・認知科学者のみなさん、そして調査協力者のみなさまとの共同作業にとてもわくわくしています。
13:45– 松中 玲子 先生(慶應義塾大学)「子どもの書き言葉への関心と読みにつながる経験」詳細
言葉には、話し言葉だけでなく、文字を介した書き言葉もあります。子どもたちは、いつ頃から文字に関心を示し、読みへと近づいていくのでしょうか。本講演では、赤ちゃんラボ5.0の会員の方々を対象に行った調査結果をもとに、文字への興味や読みの習得の発達的変化を紹介します。さらに、文字への関心や読みにつながる可能性のある家庭での経験についてお話しします。
14:00– 谷沢 智史 先生(東京大学)「ご家庭から参加できるオンライン実験:GO-E-MON による長期縦断的な発達研究」詳細
発達研究の多くは、実験室など限られた機会を中心に行われてきました。私たちは、ご家庭から継続的に参加できるオンライン実験環境 GO-E-MON を開発し、一人ひとりの発達の変化を長期的にとらえる新しい研究のかたちを目指しています。GO-E-MON では、参加者ご自身がデータを管理し、同意した研究に提供できる仕組みを取り入れています。これにより、ご本人の意思を尊重しながら、長期にわたる縦断的な発達研究を実現することができます。また、GO-E-MON を使うことで、研究者は AI の支援を受けながらオンライン実験の実装をすることが可能です。本発表では、GO-E-MON の概要と、どのようなオンライン実験ができるのかについてご紹介します。
14:15– 休憩
第2部 自己表象の発達:個人差と文化差
14:30– 【基調講演】Victoria Southgate 先生(University of Copenhagen)
15:15– 宮崎 美智子 先生(大妻女子大学)「手遊びが効いていた:鏡像自己認知を支える認知のはなし」詳細
鏡像自己認知、すなわち鏡に映った自分を自分だとわかること。一見あたり前にみえるふるまいの裏には、さまざまな認知のはたらきが隠されています。本発表では、私が開研究室に所属していたときに多くのご協力者から教えてもらった鏡像自己認知における認知のはたらきの一端を紹介し、このふるまいの起源に迫るひとつのアイデア、「手遊びの役割」について考えてみたいと思います。
15:30– ユ・リラ 先生(立教大学)「『わたし(me)』に出会うとき:鏡のテストからみえる子どもの心」詳細
ヒトは2歳頃になると、鏡に映った自分の顔の汚れに気づいて触るようになると言われています。しかし最近の研究から、「ただ触るだけ」では、本当に自分だと分かっていない可能性が見えてきました。では、子どもたちは一体いつから、どのように鏡の中の「自分」を深く認識し始めるのでしょうか。本講演では、従来の鏡のテストに新たな観察段階を加えた、最新の研究結果を紹介します。
15:45– 閉会の挨拶 開 一夫 先生(東京大学/赤ちゃんラボ5.0 代表理事)
16:00 終了
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